「死神の精度 」 伊坂幸太郎著 文藝春秋
妙なタイトルだなぁ、ってまずそこに興味を
そそられました。
最近、注目している作家なんです、伊坂さん。
1971年生まれ。
一週間の調査期間内で、担当した人間の死を
「可」にするか「見送り」にするか決める死神、
が主人公のちょっと不思議な6つの話。
死神だから、人の死に意味も価値もないと
思っていて、興味もない。でも仕事だから、と
淡々とこなしているんだが、
死神が浮世離れしてるせいで(当たり前)
会話も微妙にずれてしまって、
対象相手との関係がどことなく和むんですよね。
恋愛、密室殺人、任侠、誘拐犯罪など、
各お話の味付けも工夫されていて面白かった。
最後の章でちょっとした仕掛けが。
どこかで来るとは思ってたけど、ここでこう来たか〜!
とても爽やかな終わり方でしたよ。
この死神は人間が作り出した「ミュージック」を
偏愛していて、時間さえあれば、調査そっちのけで
CDショップに行きジャンル問わず
「ミュージック」をずっと試聴しているんです。
バロック、ロック、SMAPなんかも聞いてる?(笑)
そこが死神らしくなくて可笑しいんですよ。
あんまり感情は外に出ないけど
ちょっととまどったり、うろたえたり、
人間っぽいところも時々見せたりする死神。
生身の人間と死神の対比、
一週間だけの付きあいの始まりと終わり、
是非ドラマにして欲しいです。
死神役「中居正広」で見たいなぁ〜!v
妙なタイトルだなぁ、ってまずそこに興味を
そそられました。
最近、注目している作家なんです、伊坂さん。
1971年生まれ。
一週間の調査期間内で、担当した人間の死を
「可」にするか「見送り」にするか決める死神、
が主人公のちょっと不思議な6つの話。
死神だから、人の死に意味も価値もないと
思っていて、興味もない。でも仕事だから、と
淡々とこなしているんだが、
死神が浮世離れしてるせいで(当たり前)
会話も微妙にずれてしまって、
対象相手との関係がどことなく和むんですよね。
恋愛、密室殺人、任侠、誘拐犯罪など、
各お話の味付けも工夫されていて面白かった。
最後の章でちょっとした仕掛けが。
どこかで来るとは思ってたけど、ここでこう来たか〜!
とても爽やかな終わり方でしたよ。
この死神は人間が作り出した「ミュージック」を
偏愛していて、時間さえあれば、調査そっちのけで
CDショップに行きジャンル問わず
「ミュージック」をずっと試聴しているんです。
バロック、ロック、SMAPなんかも聞いてる?(笑)
そこが死神らしくなくて可笑しいんですよ。
あんまり感情は外に出ないけど
ちょっととまどったり、うろたえたり、
人間っぽいところも時々見せたりする死神。
生身の人間と死神の対比、
一週間だけの付きあいの始まりと終わり、
是非ドラマにして欲しいです。
死神役「中居正広」で見たいなぁ〜!v
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