母娘

2016年3月19日
サスペンス小説みたいに
どうなる?どうなる?と
気が急いて
一気に読みました。


「啼かない鳥は空に溺れる 」
      唯川恵 / 著 

二組の「母娘」が
結婚を機に、向き合う時、
そこに何が生まれるのか。
母と娘の確執。

母の顔色をうかがいながら
母の機嫌を損ねないよう
気を使っていた私自身と
重なる部分もあって、
「わかるなー」と共感しつつも
私はこんな風に母に依存はしてないけど、なんて
客観的に見える部分もあった。
しかし、最後の最後に
そう来たかー!
見事に騙されてしまった私。
ゾワゾワっとしました。
人間の本質は
変わらないってことなのかな。
とっても面白かった。
「長いお別れ」 中島京子著

私の年だと
「長いお別れ」と言えば
レイモンド・チャンドラー。
それはともかく。

「長いお別れ」と呼ぶんだよ。その病気をね。
少しずつ記憶を失くして、
ゆっくりゆっくり遠ざかるから。

アルツハイマー型認知症を患っている
東昇平とその妻、3人の娘たちの話。
軽妙なタッチで、さくさくと
読み進めることができた。
シビアな内容だけれと
クスッと笑えたりもする。でも
この本に描かれている現実を
自分に当てはめてみると、は~ため息。
結構きついなー。

スマからスマイル。
なんとなく複雑な気持ち。


朝が来る

2015年12月17日
「朝が来る」 辻村深月著

特別養子縁組で子供を授かった母親、
手放した母親、それぞれの生き方と
交差し、繋がっていく縁を描いている。
一気に読みました。
事情があって育てられない、そんな親から
生まれてくる子供たちに一番いい方法は、と
考えるきっかけになるかもしれない。
養母となった佐都子が
とっても素晴らしい人。
それはきっと、
「この子を産んでくれてありがとう」という
真からの気持ちを持っているからなんだろうな。
最後、暖かい気持ちになりました。


さてこれから
ママ友さん仲間の忘年会に行ってきます。
久しぶりの渋谷。
人の多さにびびりそう(笑)
お店に直接行ける自信がないので
ひとりにSOS。
ハチ公前で待っててくれるそうな。

蜂蜜

2015年11月15日
「リバース」 湊かなえ著

読み終わった。
蕎麦の蜂蜜なんてあるんだ。
ってそれはどうでもいいけど、
最後の数ページで
深瀬の人生が変わってしまった。
まさかそんな結末だなんて。
途中、いろいろ考えされられながら。
よく練られている。面白かった。



湊さん

2015年7月21日
湊かなえさん。
気さくで楽しい人ですね。
執筆前に登場人物の履歴書を
脇役に至るまで書くというから
緻密な性格なんでしょうけど。

天才ルービックキューブ探偵。
発想が面白いですねー。

この男の孤独は誰もとめることが出来ない。
「アメリカン・サイコ」
映画としては、どうかなぁと思ったけれど
クリスチャン・ベールはカッコよかった。
ああいうブラックな役の中居くんも
見てみたいな~(願望)

湊さんの小説は、
たくさん読んでます。
最初に読んだのが「告白」
読み終わって、なんか不快な感じ。
まさしく「イヤミス」でした。
でも印象に残った。
だから、読みたくなるんだろうな。
「リバース」は
図書館に予約してるんで
楽しみです。
あと100人くらい待ち?
中居くんも読むかな?


好み

2015年7月13日 コメント (2)
友達から借りた本を読み終えた。

「だるまさんが転んだら」by堀内公太郎
「D1 警視庁暗殺部」by矢月秀作

中居くんってこういうのが好きなんだ^^
私の好みとはちょっと違うんだけど
それなりに面白かった。
っていうか、
中居くんと同じ本を読んだっていうだけで
楽しかったで~すv


大好きな
あさのあつこさんの
「弥勒」シリーズ、
第4弾が出ていることを
つい最近知った。
「東雲の途」
ネットでポチっとして
買っちゃっいました。
信次郎と遠野屋の運命は如何に。



面白かった

2014年12月26日
「満願」米澤穂信著

6編の短編が
それぞれ毛色が違っていて
面白かった。
特に、
「万灯」と
タイトルになっている「満願」
どこに向かっているのか
さっぱりわからず、
最後、なるほどな~って感心した。
伏線しっかり張られている。
他の作品も意外性があって
久しぶりに一気読みしました。
30代の若い作家さんらしいけど
初めて知った。
よねざわほのぶ。メモっておこう。

さて、Mステスーパーライブの
SMAPを見まーす。


荒野

2014年5月5日
ワイドナショー、
中居くんと週刊誌記者との攻防、
興味深かったです。
中居くんがその手の話題で
週刊誌に載る度に、
昔はドキドキドキしてたっけ。
私も乙女な頃がありました。
今は、ドーンと来い(笑)

桐野夏生著「だから荒野」
面白かった。一気読みしました。

夫と息子たちの言動にキレ、
車で家出した専業主婦の行きつくところは・・・

自分を重ねてしまう。
夫や娘たちとの関係が面倒になり
「全部ほったらかしてどっかに行ってしまいたい」
何度思ったことか。
主人公の朋美のような
度胸も勇気もなかったから
それはそれでよかったのかも。

スカッとした

2013年12月13日
「ロスジェネの逆襲」池井戸潤著
一気読み!
面白かった!!!
こんなにうまくいくの?な部分も
あるのかもだけど
ドキドキハラハラ、
最後はスカッとした。
半沢直樹だけじゃなく
魅力的な登場人物もいろいろ。

玉川上水緑道には
たくさんの橋が架かっていて
名前を見るだけでも楽しい。
最近、よく歩いている。
「くぬぎ橋」「もみじ橋」「独歩橋」
「桜橋」「松美橋」・・・
昨日は途中まで自転車、
そこから井の頭公園まで歩いた。
お天気もよくて、気分最高v

唐突だけど
SMAPの「Dawn」
歩く時、必ず一度は聞くんだけど
大好きです、この曲。
中居くんのところと
木村くんのところが特に。
うるうるしてしまうのよね、なぜか。



日本語

2011年9月9日
SMAP20歳
おめでとうございます♪

     今までもありがとう。
     そしてこれからも
       たくさんありがとうが言えますように!


*************************

初めてその歌人の名前を知ったのは
8月10日の読売新聞の「四季」の欄。

☆どのような崖(きりぎし)ならむそれが今なのかもしれぬ
ふりむきて問ふ
  
きりぎしという言葉を知った。
普通は「切(り)岸」と書くみたいだけど。
断崖の意味なので崖の漢字も使うんでしょう。
解説を読んで、
その崖の向こうにあるのは自らの「死」だと知る。

短歌には興味がなかったけれど
31文字で、情景と心情がこんなにはっきりと
こちらに伝わってくることに驚いた。
日本語、すごい!

歌人河野裕子。
昨年、乳ガンのために64歳で亡くなった。

彼女とご主人の歌人永田和宏との共著、
「たとえば君」~40年の恋歌~を読んだ。
出会いから、彼女の死まで、
歌とエッセイで綴った本です。
2人の絆の深さと
短歌の素晴らしさに感動しました。
好きな歌は書き出して、
声を出して、時々読んでいます。

友だちに話したら
「NHKで、ドキュメンタリーをやったよ、
感動したので再放送まで見た」なんて言われた。
うわっ、私って遅い、
残念だなぁ、映像でも見たかった・・・。

2011年8月5日
次女は
オードリー若林が好き。
「いいとも」(金曜日)や
バラエティ番組の観覧に
何度も行った事があるんだそうな。
そんな面白そうな話、
今まで秘密にしとくなんて。
大学留年しておいて、
うじうじ心配している親に
そんな話もできなかったろうけど(笑)

オードリーが出る「黒バラ」が
楽しみだなぁ、などと、
お笑いの話で盛り上がった中、
中居くんに会ったことのある娘は
「あのオーラはレアだった」と
また言うとりました^^


有川浩著。
「図書館シリーズ」別冊も含めて
全部読み終わりました。
どんどん少女漫画っぽく、甘く甘く
なっていったけれど、たまには
こんなシンプルな恋愛ものもいいかな、
楽しかったです^^

久しぶりに読んだ三浦しをん著。
「木暮荘物語」
今回は「性」をテーマに7つの連作集。
今までとちょっと変えてきたな、って感じ。
テーマが生々しいところがあって
好きなのと、そうでないのと、分かれた。

天地明察

2010年7月28日
ここ数日は、
図書館から借りたこの本に没頭!
暑さを忘れるくらい、面白かったー!

中居くんを見るのは、本の合間、
2番目になっちゃってごめんね(笑)
「いいとも」ピンクが似合ってて
相変わらず、笑顔が可愛くてたまりません♪


「天地明察」 冲方 丁著  角川書店  

      
幕府の碁打ちという職にあって
数学や天文学にも詳しい渋川春海。
ズレが大きくなっていた、
当時使われていた中国伝来の暦を
いろんな人の力を借りて、
日本独自のそれに改暦するため頑張った話。

同時代に生きた、
碁の本因坊道策や数学者関孝和との関わり、
歴史に名を残す
大名ら(水戸光圀とか)との繋がり、
彼を可愛がり助けた専門家たちとの友情、
二人の妻との暖かい関係などなど、
笑って泣いて、
すがすがしい気持ちになりました。
「明察」「必至」「士気凛然、勇気百倍」
いい言葉だなぁ。

算術、天文学、朱子学、暦学などなど
専門的なところはわからないところも多く、
読み飛ばしもあったけれど
渋川春海という人、
ほんわかしてるけど、芯は強く、
先に亡くなっていった人たちの思いに応えようと
努力精進を惜しまない。先の先を読む。
とっても素敵で、惚れた。
映画化してほしいなぁ、
是非是非!中居くんで。
役者中居で見たい。見たい!

文庫本になったら読み返したいです。

さて、今週は、
我が家の問題児の次女が帰ってくる。
来年はどうする気か知らんわ。
考えたら、頭が痛いから、考えない(笑)
うちで数日過ごして
それから一緒に福岡に帰省します。
(途中で長女も合流)
女3人、楽しみだな~♪

希望

2009年6月17日
「希望ヶ丘の人びと」 重松清著 

昨夜、夜中までかかって一気に読んだ。
重松さんって、ずるいよなぁ、って思う。
泣くツボを心得ていて、
私は見事にはまって、ボロボロ泣きました。
気持ちよい涙。

子供にも大人にも逃げ場所や隠れ場所は
必要だなぁって思う。
〈希望は世界のどこかに転がってるぜ〉
現実はこんなには甘くはないだろう。でも
元気と生きる勇気を与えてくれるお話でしたv

5人のCM、見ました。
ほんと、「やっと出た!」だね。
ドラクエ、やりたーい!!!
DSが欲しいです・・・。

あさみちゃんとの明治チョコCM、
中居クニちゃん、可愛い~♪
またアーモンドチョコ、
買って食べようっと^^

逃げる

2008年4月9日
「いいとも」の中居くん。
OPの凡ミスの後、お詫びにかえての(?)
一発モノマネ。
あれに感心しちゃったよ。
芸人じゃないのに、
瞬時にやっちゃうとこ、すごい。
中居くんを見習わなきゃ、なんて
タカトシ、思ったかしらん(笑)

「ゴールデンスランバー」
     伊坂幸太郎著 新潮社

を読んだ。

面白かったですー。
青柳雅春役、
中居くん、演ってくれませんかー!
 
見たいわ、頭使って、逃げる中居くんを。
しかし、街中に監視カメラが置かれ、
全ての情報が管理操作されるって恐い・・・。
首相暗殺の濡れ衣をかけられ、
追いつめられていく主人公・・・逃げる逃げる。
ひたすら逃げる。
☆ただし、謎解きを期待すると肩すかしです。
そこはご注意。

小川国夫さんが亡くなった。
彼の小説、好きな作品が2つほどあります。
作家でこんなにハンサムな人がいるんだなぁ、って
若い頃、本当に感心したもんです。
合掌。

青い鳥

2008年3月14日
青い鳥
ホワイトデーメール from SMAP
届きました〜^^v
なんかさ〜って言い方が好きだなぁ。
SMAP様。
こっちこそありがとうございます♪

「青い鳥」重松清著 新潮社
 
吃音を持つ中学の臨時教師の村内先生。
うまくしゃべることのできない彼は、
本当に“たいせつなこと”しか言わない。
苦しむ子供たちに寄り添い、そばにいて
一人ぼっちじゃないことを教えていく。
全8編。

重松さんの小説は、
キレイにまとめられすぎなのかもしれない。
それでもいい。
こんなに気持ちよく泣けるんだもん。
村内先生のような先生がいてくれたら、
どんなにいいだろう、って思う。
村内先生のような大人、になりたいって思う。
(こんな歳で今さらだけど)
人と人とのつながりの中で
たいせつなもの、
ちゃんと見失わないようにしなきゃ。

さて仕事に行ってきますv

アナン、

2008年3月12日
どうでもいいけど、
アナンって、ローマ字で書くとananだね。

「アナン、」上下  講談社文庫
        飯田譲治 
        梓 河人 著


2000年に「アナン」として
刊行されたものに加筆修正し、
2006年に「アナン、」として
文庫出版されたもの。

記憶喪失のホームレスの男、流(ながれ)。
彼は死を覚悟した日の朝、
高級料亭のゴミ置き場で
生まれたばかりの男の子を拾う。
その赤ん坊は「アナン」と名付けれ、
流とその仲間で育てられていくのだが、
アナンにはいくつかの
特別な才能が備わっていた。

スピリチュアル・ファンタジーなんていう
帯書きが意外と違和感なかった。
一気に読めました。
私は美術センスなんてないから
アナンが作る、
タイルやガラスを使ったモザイク作品に
すごく憧れてしまった。
私の頭の中で、一生懸命、
知ってる色を使って描いてみても
限界あるよなぁ〜。
音の聞こえる星の卵、
一度でいいから、触れてみたいものです。

アナンの窓の向こう側に行けた流は
幸せだったに違いない、美しいお話でした。
いつか流のような役を
中居くんに演じてもらいたい。
「いいとも」
中居くん、ちょっと疲れが見えた気がしたけど
笑顔も見ることできたし、ほっ。
こんな時、生の番組があって本当によかった。
とりあえず今の中居くんを
確認できて安心しました^^

職場の1階と2階のフロアーは改装して
とっても綺麗なのに、
2階の天井を見上げると、ボロボロになって
透けて見える、そこにたくさんのネズミが
走り回っていて、あっ、と思った瞬間、
ネズミが天井の隙間からボタボタと落ちてきた。
ギャー!!!叫びたい、でも声が出ない、
そんな夢で目覚めました。
「マグノリア」のラストじゃあるまいし(あれは蛙)
でも、この映画、大好きv

寝る前に、
「秘密の花園」 三浦しをん著 を
読んだせいかなぁ。
カトリック系の女子高に通う3人の女の子の
それぞれの話、3編。
抑圧された感情、暗い、でも多分、同じ年頃の
人たちには共感しえる部分があると思う。
私の今くらいの歳になると、
ここまで自分に対して、真面目に
純粋に潔癖になれない。
懐かしい思いで読みました。

昨日、レジをやっていたら、
超ハイテンションな女性のお客さんがきた。
「おおっ!元気でやってるかい!?」
これが噂の○○さんか。
この人は季節の変わり目になると、
ちょっとおかしな行動をとる事で有名な人。
私の名札を見て、私の名前を連呼しつつ、
ずっとなんだかんだと喋ってる。
いきなり、私の二の腕をプニュッと掴み
挙げ句に期限切れのスーパーの割引券を押しつけ。
ニコニコありがたく頂戴して、
後でゴミ箱へ(笑)
いろんな人がいて、共存してます。
目指すべき場所はひとつじゃないさ
「風が強く吹いている」 三浦しをん著

後半になると、もう鼻の奥がつんつんしてきて
最後、箱根駅伝の章になると、もう、
ドキドキウルウルの繰り返し、
あ〜、もう本当に幸せなお話でした。

こんな奇跡は起こるはずがない。
でも、もしかしたら起きるかもしれないと
思わせてくれる、
そんな奇跡の出会いのお話。

ハイジ、好きだわ。惚れまくりです。
走(かける)の方にメインスポットライトは
当たっているのかもしれない。
走者という意味では走が一番だから。
でも全員の心のよりどころ、
信頼の中心にいるのはハイジ。
彼がいるから、この奇跡は起きた。
彼がいたから、10人がばらけずに最後の
ゴールにたどり着けた。

中居ファンである私のひとりよがりだけど
ハイジに中居くんを重ねてしまった。

あんなに潔く残酷で美しい嘘をつくハイジ。
誰かが欲しいと思ってる言葉を
必ず時を過たず確かに教えてくれるハイジ。
痛み止めを打ち、
二度と走れなくてもいいから、
最後の美しい瞬間のために賭ける男。

走(かける)を始め、
走るという行為を通して
10人それぞれが生き生きと存在していて
こんなにストレートな青春小説、
久し振りで本当に楽しかったです^^
もう、めちゃめちゃかっこえかった。

彼らは走る。

2007年4月19日
走ることによってしかたどりつけない
遠くて、美しい、まだ見ぬ高みへと
近づくために。
  三浦しをん著 「風が強く吹いている」より

超ストレートな大型青春小説という
うたい文句です!
個性強しな男ばっかりが出てくる、
それだけでも楽しい〜。
そして目指せ箱根駅伝ですよ!!!
コンビニ万引き犯の走りっぷりに
ひと目ぼれし追っかける灰二、
そんな彼に見初められ、
「走るの好きか?」と問われ戸惑う走(かける)
ワクワクします。今、読んでる途中。

今年の箱根駅伝、最初から最後まで
ちゃんと見たかったなぁ。
山登りの区間しか見ることできなかった。
箱根駅伝大ファンの人で
録画してる人、いませんかー!?
見せてくださーい!

ちょっと大きな声で言ってみた(笑)

さて昨夜の中居くん。
黒のジャケットがとってもお似合い。
ああいう感じ、好き。素敵♪
機転の利く医者、
相手を思いやる気持ちをたくさん持ってる
中居くんらしい言葉です^^
昨日、職場の昼休み、ある人が
韓流ドラマ「天国の階段」について
熱く熱く語りました。
何度も見てるらしく、クォン・サンウの
役柄に惚れ込んでいる。理想の男性だって(役が)
中居ファンが中居ドラマを語るのと
同じ気持ちよね、きっと。

「韓国の俳優さんは男女とも涙を流すシーンが
とても美しい。涙がスーッと綺麗に流れ落ちる。
日本の男優にはあり得ない。」
なんて言ってたなぁ。
私に言わせれば、韓国ドラマの男優さん、
泣く回数がちょっと多いような気がするんだけど(笑)
それはともかく。

和賀の涙を見たくなって
「砂の器」最終章を頭のタイトルバックから
じっくりと見ました、久し振り。
手の甲にほくろがあったんだっけ。
目の下にクマ飼ってるよ、な中居和賀。
年相応なお顔立ちの美しさ。
眉間に刻まれたシワ、目尻のシワ、
立ち姿や歩く姿がとっても私好み。
和賀の心の叫び。和賀の涙。
渡辺謙さんとのシーンがやっぱり好き。
「君の背中」ときたもんだ。ウルウル。
そして最後。
朝から一緒にエグエグ泣いてしまった。
ハ〜。五臓六腑が痛い(笑)

「月魚」 三浦しをん著 角川文庫

平成13年刊行。
古書店3代目の当主真志喜と
同じ業界で生きる瀬名垣。
お互いに相手に強い執着を抱いている。
が、過去の事件が二人の生き方の
枷になっていて、素直に動けない・・・。

美しい文章だなぁって思った。
二人の精神的な関係にドキドキする。
具体的な描写はないのに、なまめかしいよ。
なんだろうね。濃密な時間が流れてます。
肉体的に一線を越えるとか越えないとか、
そんな事は問題じゃないんだろうな。
大切なのは、相手を求め続けること。
それもお互いに。
いつまでも一緒に
同じものを見ていられる
そんな未来を願う気持ち。
男同士であっても素敵だなぁ。
あさのあつこさんの、後書きもいいですよ。

月夜に跳ねる魚。
もう一度読み返そうっと。

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