The MACHINIST
2004 米 クリスチャン・ベイル
なんと言っても、4ヶ月で30kg減量をしたベイルが
素晴らしい。一見の価値あり。
もう、すごいの、ガリガリの痩せっぷりが。
「歩く骸骨」になってしまった彼の役者根性に
ひたすら脱帽です。
筋肉も落ちたらしく、走るシーンとか滑稽なくらい。
骨や血管が浮いた彼の身体がね、ある意味、
シュールな芸術。目が離せません。やばいです。
主人公、機械工のトレバーは365日、眠っていない。
なぜなのか。
（マシニスト・・・心理学の専門用語か何か？と
思っていたら、「機械工」の意味でした）
どこまでが現実でどこまでが妄想かが解らない。
面白かったですね〜！！
よくある不条理ドラマで終わるのか、と思っていたら
現実とちゃんと繋がった納得できるラストで、
それが抵抗なく、私の中にストン収まったので、
とっても気持ちよかったです。
ハングマンゲームの使い方がとっても効果的でした。
（アメリカの子供が字を覚えるためのゲームらしい）
ベイルは2ヶ月で元の体重に戻し、さらに上乗せしたそうな。
「バッドマンビギンズ」のために。
フラッシュバックのシーン、元の姿で出てくるけど
とっても普通。中居くんより年下だけど
絶対中居くんよりおっさんだわ（もちろん見た目）
この映画もそうだけど、
「ベルベッドゴールドマイン」「アメリカンサイコ」
ちょっと違う世界にイッちゃってる人をやってる時の
ベイルが私はかなり好きですv
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