終末のフール

2006年5月11日
娘たちがいなくなって
夕方から夜にかけて、
本を読む時間が増えました。
やっぱりちょっと寂しい・・・。
惰性で読んでることも多いけれど
久々にのめり込んだ本がこれです。

「終末のフール」 伊坂幸太郎著 
              集英社

後3年で地球が滅びる。
期限付きの人生だから、こういうお話が
できるんだろうけど、でも、
決して突拍子なものに感じない。
うんうん。わかるなぁ、それ。
いいなー、そうであったなら。
根っこに流れている思いがあったかくて
とっても優しい気持ちになります。

終末のフール・太陽のシール・籠城のビール
冬眠のガール・鋼鉄のウール・天体のヨール
演劇のオール・深海のポール
この8つの短編は見事にリンクし合ってます。
ジグソーパズルがきっちり完成したような
気持ちよさを感じました^^
太陽と冬眠と演劇が特に好き♪

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