実家の母は
直近の記憶は限りなくグレー、で
心配なところもあるけれど
思ったよりはしっかりしてた。
新車、ハンドブレーキがフットブレーキに変わったので
そこはなかなか慣れないけれど、
運転に問題はなく、
翌日には天神に行ったし
あちこち乗り回っている(笑)

とにかくずっと喋っている母。
何度も聞かされる誰かの悪口や愚痴は
ちょっと嫌だけど、
母がとんがっていた若い頃の話や
それを取り巻く親族の話などは
何度聞いても面白くて、飽きない。
もう何十回と聞いてる気がするわ^^
波瀾万丈な田舎のお嬢様、
すっごく根性がある人です。
ちょっと羨ましい。

そんなわけで、
今回も耳新しい話はないと
思っていた。ところが、
「実は・・・言う気はなかったんだけど」と
母がいきなりの告白を始めた。

「去年、○○さんの弟と言う人から電話があって・・・」
「姉の遺品を片付けていたら手紙が出てきたらしく・・・」

私を生んでくれた母の弟さんからだったようです。
かなり前に、母は亡くなったらしい。
もう、いないのか。
どんな最期だったのだろう。
名前も生年月日も住んでる都市も知っているので
興信所を使って、生死だけでも確かめようかな、と
思っていたりした。
今の母に悪いので、
なかなか踏ん切れなかったけれど。

この歳になった今なら、
産みの母と、きっと、あれもこれも
許しあえただろうに、と思っていたけれど
もういないんだから、どうにもならない。
心が変な感じです。
でも、言う気がなかった母が
この話をしてくれて、よかった。

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